今回の記事は話が長い上に、滑稽さに基づいた面白さはありません。興味深いという意味での面白さはあるかもしれませんが。
ですから、文系とは何か、理系とは何かという事について興味のない方は、読んでいても疲れるだけかもしれません。
その点は、予めご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。
昨晩はなかなか知的な会話が繰り広げられたと思う。
出来ればどのような会話だったのか、その詳細を記述したいところなのだが、非常にめんどくさいのと、若干ニュアンスにずれが生じる可能性があるので、細かくは触れない。
ただ、どういった感じの会話がなされたのか、そのきっかけと、要点だけでもここで紹介しよう。
そもそも、事の始まりは就活だった。
やはり文系よりも理系の方が有利だ、人文学部と工学部でこれほどまでに待遇が違うものなのかと、ドリルが嘆きにも似た台詞を口にした。
ここから、俺とドリルによる、文系と理系の本質に迫る‘文理対談’が繰り広げられることとなったのである。
さて、ここで‘対談’と称しているのは何故か?
二人が同じ立場で文系と理系について共考したのなら、‘対’談にはならない。
これは今回の話の中でも核をなしていた点なのだが、‘対談’と呼ぶ理由は、俺は根が理系の人間であり、ドリルが根が文系の人間だからだ。
まさしく、対をなす立場に位置する二人が、己の考えるところの‘文理’という概念についてある時はマッチングし、またある時はミスマッチングしながら深く掘り下げていったが故に、非常に興味深い内容のものとなったのであろう。
我々が重点を置いたのが、文系と理系の思考のプロセスの違い、方向性の見出し方の違い、その他、日常生活や趣味にみられる文理の特徴についてである。
一言で言えば、ベクトルの向かう方向性や、ベクトルそのものの質についてと言ったところであろうか。
終盤は根が理系であるが故の、俺の人付き合いに見られる特徴や、対人関係において俺がとる態度の違いの原因(要は人の好き嫌い)について触れることとなった。
さて、冒頭で要点だけでも紹介していくと述べたのだが、このままでは非常に長くなることが誰の目から見ても明らかなので、恐らく、より多くの人にも身近に感じてもらいやすいであろう、日常生活や趣味という観点から文理の本質の迫った、その一部について紹介するに留めるとする。
これは前々からドリルが口にしていたことなのだが、料理ができる人間、掃除や片づけができる人間というのは、理系であることが多い。
理由は以下の通りで、料理はそのプロセスというのが非常に重要になってくるし、複数の事象が同時(または時間差)で進行しているのを、計算、逆算することで的確に処理していく能力が必要となるからだ。
また、掃除や片づけの場合、細かいところに気付き、元通りにすることが出来るのか(ドリルはこれを決められた状態、つまりは基準や標準の型を決め、そこに近づける能力と呼んでいた)がポイントとなってくる。加えて、空間把握能力も必要となってくるからである。
自分で言うのもなんだし、自慢するようであまり気分が良いものではないのだが、実際俺は料理が得意だし、部屋もきれいに整頓されている方である。
また、上記の2点に限らず、俺は基本的に物事を逆算して考えて、結果に至るまでのプロセスをある程度決めたうえで、では今何をすべきなのかを算出して動くタイプである(これは以前にも述べたと思うが)。
簡単に言えば、決めた、もしくは決められたレールの上を進むこととなるのである。
ドリルが、「ぼくは決まったレールの上を歩くことが出来ない」と嘆いているのを耳にしたことがある人はいると思うが、その原因は恐らく今述べた点だろう。根が文系の彼は、これが出来ないとは言いすぎでも、非常に苦手なのである。
逆に言えば、ドリルは複数の事象を色々見てまわって、それからコアとなるものを抽出することに関してはその能力をいかんなく発揮するタイプである。
一方の俺は、一本の筋道を決め、それにしたがって進みたがるため、すっきりはするが広がりのない話となりがちである。また、一つの筋にとらわれすぎて、別の角度からのアプローチに対し批判的かつ消極的になりがちでもある。
とまぁ、日常的な事象からも、細かく分析してみるとこうした特徴が見出せる。
やはり、俺とドリルは真逆のタイプだったのだ!
さて、趣味の分野においては簡単に触れるのとどめておくが、俺の一番の趣味釣りは、非常に理系的なものである。
何故釣れたか(釣れなかったのか)の原因究明、釣れるという結果を導き出すのは、どういう状況にすればよいのか、そのためにはどんな場所で、どんな道具を使用すればいいのか等々、先ほども言ったように逆算を迫られる場面が多いことと、複数の事象を同時に処理する必要があるからだ。
その他、様々な場面で空間把握能力が求められるのも、理由の一つといえる。
この様な話の他にも、色々と興味深いものはあったのだが、それらについてはここでは記述しない。
我々としてもまだまだ追究したりないところがあるので、後日、機会があればまた対談の場を設けたいと考えている。
とりあえず、今回はまだまだ序章に過ぎない(の割にはえらく長かったが)。
というよりも、恐らくこの探求は留まるところを見せないだろう。
次はどういった形で本質に迫ろうか、今からでも非常に楽しみである!
いやはや、本当に、昨晩の対談は有意義なものであった。
こんな文理の集いに参加したい方は、是非ともご連絡を!!
ま、冗談ですけどね。
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